テーマ: <第4回 プロジェクトSE懇談会>
「ビジネスを駆動するプロジェクトマネージャにとってのシステムズエンジニアリング」
~ディシプリン、その規範的な力~
・・・ 佐藤 健司 (檜垣造船株式会社)
現代のプロジェクトマネージャにとって、システムズエンジニアリング(SE)は単なる技術領域にとどまらず、ビジネスを駆動し、戦略を具現化するための強力な手法となっています。今回は、SEを支える「ディシプリン(discipline)」の力に焦点を当てます。
ディシプリンには、大きく 「規律や統制」(規律的側面)、「学問や専門分野」(知的側面)、「鍛錬や修練」(能力育成の側面)という3つの側面があります。
規律や統制(規律的側面)では、システムズアプローチを通じて、いかに規律ある、体系的で計画的な方法論がプロジェクトの成功に寄与するのかを探ります。特に、IEEE 1220(Standard for Application and Management of the Systems Engineering Process) をとりあげ、システムの性能、コスト、スケジュール、リスクを最適化するための体系的なアプローチを紹介します。
学問や専門分野(知的側面)では、SEの実践が、ディジタルエンジニアリングをどのように変革し、知的な基盤としてどのように機能するのかを考えます。
鍛錬や修練(能力育成の側面)では、ピーター・M・センゲの「学習する組織」の概念をもとに、SEの能力を高め、継続的な成長を実現するための実践的なアプローチを紹介します。
本テーマを通じて、プロジェクトマネージャがシステムズエンジニアリングをどのように活用し、ビジネスにおける価値創出を加速できるのかを探求していきます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
<事前配布資料> by佐藤さん
<佐藤さん講話内容>
ノート形式で、<講話内容>が記述されています
<質疑内容>
後半のフリーディスカッション内容が再現されています 文責:岩下
今後も「プロジェクト SE 懇談会」というタイトルで、議論を継続する予定です
2ヶ月に 1 回程度で開催していきたいと考えています。ご参加をお待ちしています!
<注>
資料は改訂される可能性がありますのでご了承ください。